K-POPの謎解きブログ

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【EXO】Drama Episode考察

こんにちは、エトです。

今回は「Drama Episode」の考察です。

本来なら「Wolf, Growl」の考察も必要ですが、人数編成の変更により(※恐らく)修正された世界観なので今回は割愛します。

今後もし必要になる可能性が出ればその時に更新致しますので、ご容赦下さい。

本編はこちら↓

EXO 엑소 Drama Episode #1 (Korean Ver.) - YouTube

EXO 엑소 Drama Episode #2 (Korean Ver.) - YouTube

EXO 엑소 Drama Episode #1 (Chinese Ver.) - YouTube

EXO 엑소 Drama Episode #2 (Chinese Ver.) - YouTube


第一章: ドラマの内容

とある地下道でクリスとルハンが落ち合う。

クリスがルハンの肩に手を置くと、エンブレムが光った。

振り返るクリスと、意思を持った表情で歩き出すルハン。

場面が変わり、女の子が屋上で何かを観察している。

だ。そして欠けていっている。

空には黒いカラスが。不吉な予感がする。

一方その頃ルハンも屋上へやって来た。

ここで注目すべきはルハンが「4足歩行」のような動きをしている点。

ルハンは4足歩行の動きを入れつつ走って逃げる。

一体何故黒い男たちに追われているのだろうか。

その頃女の子も建物の内部に。
切れかかった電球がまた不吉さを助長している。

追われているルハンはこんなところに女の子がいるのを見つけ、隠れるように促す。

そんなルハンの腕に女の子が触れた途端、エンブレムが光り出した。

それに気付き、互いに見つめ合った。



後日、先生に紹介されるルハン。
どうやら彼は転校生だったようだ。

クラスには彼女の姿が。

クラスメイト(メンバー)ともすぐに打ち解け、楽しそうに過ごすルハン。

放課後も一緒に居たのだろう、メンバーは女の子を途中まで送っていた。

そこに再び現れた黒い男たち。

黒い男たちとメンバーが闘う事になってしまった。

乱闘騒ぎが起きている。

ここで再びルハンのエンブレムが光った。

すると彼の視界が赤く染まり、次々と倒し始めたのだ。

しかし彼は勢い余ってギョンスを物凄い力で吹き飛ばしてしまう。

我に帰るルハン。

カイやチェンなど仲間は勿論怒っていた。

へたり込んだ彼の元に女の子がやって来た。

そして「あなた…何?あなた誰なの?」と言ったのだ。

するとエンブレムの光が消えた。



翌日、教室には傷だらけのメンバーが。
ルハンはいない。

彼は昨日の事を悶々と悩んでいるようだ。

放課後、メンバーは怪我で入院したギョンスの見舞いに来た。

同じくギョンスの容体が気掛かりなルハンも、窓から彼の様子を見に来ていた。

そんな彼の姿に気付く女の子。
しかし、目が合った途端ルハンは逃げ出した。

見舞いが終わった後、女の子は壁に隠れるルハンを見つけた。足を引きずりながら歩く彼を見て、心配してついて行く。

道中、激しい痛みに襲われたルハン。
倒れたところを慌てて助ける女の子。

取り敢えず彼の自室まで運び、介抱をしている。

クローズアップされるルハンとクリスの写真。

介抱の甲斐あって、回復したルハン。
門の外まで見送りに行ったところ、カイと鉢合わせ。

襟元を掴み怒りを露わにするカイ。

その隙に女の子の後を追う黒い男。

彼らの居場所等、証拠写真も撮られていた。

帰路につく彼女の後を尾行し続けている。

遂に黒い男たちに捕まってしまった。

男たちはルハンに電話を掛け、女の子を人質に1人で来るよう指示。

その頃カイはメンバーたちと再びギョンスの見舞いに来ていた。すると鳴り出す電話。

女の子は男たちにバレないよう、カイにもSOSを発信していたのだ。

事情を察したカイ。



やはりルハンは1人で乗り込んだ事もあり、袋叩きにされていた。

そんな所にメンバー達が現れた。

メンバー達はまた男たちと闘うことに。

再び腕にエンブレムが光ると、反撃に出るルハン。

男に殴りかかろうとするが、

その瞬間、女の子と目が合う。

その一瞬ためらった隙を狙って返り討ちに遭うルハン。

女の子が倒れ込んだルハンを見て涙を流すとエンブレムに落ち、みるみる内に消えていった。

メンバーも駆け寄る。
よく見ると、ルハンの髪色が金から黒に変わっている



場面が変わり、クリスが現れた。
ルハンの部屋を物色している模様。

赤い傘を見つけた。女の子の物である。

すると、クリスの手の甲のエンブレムが光り、

2人の写真を叩き割ってしまった。

吠えるように大声を上げたクリス。
彼の瞳は赤く染まっていた


第二章: 考察


Ⅰ. エンブレムの謎

まずはエンブレムが登場したシーンを洗い出す。

①クリスがルハンの肩に触れた時
②女の子がルハンの腕に触れた時
③黒い男たちと闘う時(2回)
④クリスがルハンの部屋で女の子の傘を見つけた時


逆に消えたシーンは、

①誤ってギョンスを殴り我に帰った時
②女の子の涙が落ちた時


あのエンブレムは所謂超能力を表すが、本来のEXOのストーリーに沿うとカイがルハンの肩に手を置くのが妥当。つまりここでは超能力コンセプトから少しだけ離れている。

ここでヒントとなるのはMV「Wolf」だ。

つまり、ルハンは一見人間だが実はオオカミの遺伝子を持っているという訳だ。4足歩行のような動きもその為か。

その為、戦闘シーンでは動物の本能が目覚めて制御不能状態にまで陥ったのだ。

また、黒い男たちとギョンスを殴ったシーンを見ると、有り得ない吹き飛び方をしているのが分かる。つまりルハンは超能力の「念力」が目覚めている事も分かる。


では、女の子が触れた時や彼女の傘を見つけた時にオオカミになってしまうのは何故か。

勿論「Wolf」の同タイトル「狼と美女」に由来する。

美女(=女の子)の存在に彼らはオオカミの本能が目覚めてしまうのだ。


その為、ギョンスを殴ってしまったシーンや女の子が悲しむシーンでルハンの中の「人間的な部分」が現れると、エンブレムが消失すると考えた。


Ⅱ. クリスの謎

ここで気になるのがクリスの存在である。

恐らくクリスはオオカミ男としてルハンに能力を与える程の強い力を持っている人物。


"저 더러운 늑대놈이 결국 날 잡아먹겠지"
あの汚いオオカミが結局私を捕まえて食べるんだ

"어쩌다 인간에게 맘을 뺏겨버렸나"
どうして人間に心を奪われてしまったんだ


歌詞を見てみる。上は人間、下はオオカミの心情だ。

つまり本来なら女の子を狩って食べるはずが、恋に落ちてしまって食べられなくなった訳だ。

恐らくクリスは女の子を単に「狩猟目的」として見ていてルハンに狩りをさせようとしていたのだろう。

しかしルハンが女の子に惹かれ、事情も事情だが家にまで上がらせた。その証拠となる赤い傘を見つけたクリスは全てを察し、怒り震え上がったのだろう。


Ⅲ. 「赤い気の目」の謎

ここでもう一つ考えたい事象がある。

前回更新した「MAMA考察」の伝説部分だ。

"赤い気の目が悪を作り出し、生命の木の心臓を貪り木の心臓はゆっくりと枯れていった"

"伝説は木の心臓を庇って2つに分けて隠すと、時間は遡り空間は歪んでいった"


この部分である。EXOは「赤い気の目」によって2つに分断され、時空が歪んでしまったのを覚えているだろうか

今回のコンセプトであるオオカミは、学術上赤い目を持つ事はあり得ない。となると「赤い気の目」である事が多いに考えられる。

つまりクリスは「赤い気の目」を持つ、EXOを破壊に追いやった人物だと言うのか。

しかし彼だけを悪者として書くのも何だか切ないものなので、赤い気の目=オオカミが生命の木を脅かしたという事にしよう。


ルハンも初めはクリス側だったが、最終的には女の子の涙によってエンブレムが消えた事、そして何より金髪が黒髪になった事から完全たる人間になったと考えられる為、ここでは「赤い気の目」は失ったと考える。


ではどうして金髪→黒髪が、オオカミ→人間なのか。
先ほどオオカミの目は学術的には赤くないと書いた。

それならオオカミの目は本来何色なのか。
アンバー、つまり金色である。

髪色と目の色が直接関係があるかどうか定かでは無いが、結論ルハンはオオカミ→人間になったと考える。

そして、オオカミの遠吠え「アオーン」が後の「으르렁(Growl)」に繋がるという訳だ。


第三章: まとめ

①ドラマはルハンとクリスがキーパーソン

②ルハンはオオカミだが、人間の女の子に恋をし人間になってしまった

③オオカミのクリスはルハンに激怒

赤い気の目はオオカミの事か


あとがき

「Drama Episode考察」いかがでしたか。

伝説の「赤い気の目」って不思議な表現だなと思っていたのですが、 もしこれがオオカミの目だとすれば納得できそうですね。

EXOはRed Velvetとはちょっと違って、ほぼグループの謎だけで繋がっている(毎回コンセプトがある訳ではない)ので、極端に言えば1つのMVを考察するのに全作の知識が無いとやりにくいのが大変です(笑)


そして、先日読者さんからTwitterにて考察リプを頂きました。ありがとうございます!読者さんから補完して貰って考察を深めていくのはとても嬉しいので、皆さんも気付いた事は何でも教えて下さいね^^

Red Velvet「RBB考察」を追記更新しておりますので、良ければ是非ご覧下さい。


それではまた。 エト